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3日(日本時間4日)から、MLBのプレーオフが開幕した。
4日(同5日)に2試合が行われたナ・リーグでは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがミルウォーキー・ブルワーズに5-2で逆転勝利。また、フィラデルフィア・フィリーズが投打で圧倒しマイアミ・マーリンズに7-1で快勝。ともに連勝で、地区シリーズ進出を決めた。
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■ワイルドカードシリーズは2日で両リーグ決着
ワールドシリーズ制覇へ最初の関門であるワイルドカードシリーズ。各リーグ、3地区の優勝でもっとも勝率が低かったチームと、2位以下で勝率が高い上位3チーム、計4チームで最大3試合、2勝先取制で行われる。中地区制覇のブルワーズは、西地区2位のダイヤモンドバックスと。東地区2位のフィリーズは、同地区3位のマーリンズと対戦する。
マーリンズ 1-7 フィリーズ(フィリーズ2勝)
昨季のナ・リーグチャンピオン、フィリーズがマーリンズに連勝。
先発のアーロン・ノラが7回88球3安打無失点の快投。3回裏、カイル・シュワーバーとトレイ・ターナーの適時打で2点を先制すると、3点リードの6回裏には、ブライソン・ストットの満塁弾でダメ押し。地元の大歓声に後押しされ地区シリーズ進出決定。7日(同8日)からは、同地区覇者の“最強打線”アトランタ・ブレーブスと激突。
Dバックス 5-2 ブルワーズ(Dバックス2勝)
ダイヤモンドバックスがブルワーズに連夜の逆転勝ち。
今季17勝、先発ザック・ギャレンが6回100球5安打2失点の好投。2点ビハインドの5回表、アレク・トーマスの本塁打で1点を返すと、続く6回表にはマルテの2点適時打で逆転。今季途中でシアトル・マリナーズから移籍した、クローザーのポール・シーウォルドが最終回を抑えて逃げ切り。連勝で地区シリーズ進出。7日(同8日)からロサンゼルス・ドジャースと対戦。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
HOLY GRAND SLAM BRYSON STOTT pic.twitter.com/xTdrDcjGDn
— Philadelphia Phillies (@Phillies) October 5, 2023
NLDS BOUND. 😤 pic.twitter.com/3vRndqgeE5
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) October 5, 2023