オマーンで開催された「WTTコンテンダーマスカット」は、女子シングルスで早田ひな（日本生命）が優勝、混合ダブルスでは張本美和、松島輝空（木下アカデミー）のペアが準優勝に輝いた。
◆「問題なく王座を奪還」早田ひなが“圧勝”で今季国際大会2勝目 決勝の圧巻プレーに実況も感嘆「本当に並外れていた」
■松島は戸上撃破でベスト8
早田は今大会、2回戦の梁夏銀（韓国）戦や準決勝の長崎美柚（木下グループ）戦ではフルゲームにもつれ込んだものの、勝負所で強さを発揮し決勝へ。迎えた14日のファイナルではプエルトリコのアドリアーナ・ディアスを4－0で圧倒。8月の「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」以来となる今季国際大会2勝目を挙げた。
混合ダブルスで存在感を見せたのが15歳の張本と16歳の松島。張本にとっては“兄妹対決”となった準々決勝では早田と張本智和のペアに逆転勝利。そのまま決勝へ勝ち進み、快進撃を見せた。
張本は女子シングルスでは準決勝まで勝ち進み、松島も2回戦で戸上隼輔（明治大）を破りベスト8へ。日本のエースと新たな時代を背負う新星たちがオマーンの地で躍動した。
◆15歳張本美和と16歳松島輝空が快進撃 早田ひな・張本智和ペア撃破で準決勝進出、WTTも「予想外の勝利」と驚き
◆「彼女は若いがとても強い」張本美和、世界女王が15歳の才能に太鼓判 WTTも奮闘を評価「屈することなく勇気を示した」
◆張本美和は「激しく戦い非常に驚異的」 孫穎莎相手に奮闘も“女王の壁”に屈す「世界No.1が日本の天才を圧倒」
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
