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サンフランシスコ・ジャイアンツは、来季の新監督候補として女性のアリッサ・ナッキンコーチをリストアップしているという。『ジ・アスレチックス』で記者を務めるアンドリュー・バガーリー氏が15日(日本時間16日)、自身の公式X(旧Twitter)で明らかにした。
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■元巨人のキャプラー氏に代わる候補
バガーリー氏によると、ジャイアンツは今季解任された元読売ジャイアンツのゲーブ・キャプラーに代わる新監督候補としてナッキンコーチと正式に面談を行ったという。MLB公式サイトをはじめ、有力メディアがこの様子を一斉に伝えている。
ナッキンコーチは1990年生まれの33歳で、大学時代はソフトボール選手。2014年にインターンとしてジャイアンツの運営部門に入り、2020年に女性としては初めてMLBのコーチスタッフとに就任。2022年には初めて一塁コーチを務めたことでも話題を集めた。
米スポーツ専門局『ESPN』によると、ジャイアンツはナッキンコーチに加えて、ベンチコーチを務めるカイ・コレアと三塁コーチのマーク・ホールバーグとも面談をしたと伝えており、今季79勝83敗でナ・リーグ西地区4位に終わったチームの再建に取り組むことになる。
はたしてメジャー史上初の女性監督は誕生するのか。今後の行方が注目される。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)