MLBは17日（日本時間18日）、ポストシーズンのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがアリゾナ・ダイヤモンドバックスに10－0で大勝した。
今季打率.197、47本塁打、104打点。史上初となる「打率1割台、40本塁打」の“大記録”を達成したカイル・シュワーバーが2打席連発、2試合で3本塁打の大活躍。打線好調のフィリーズが本拠地2連勝を飾った。
◆【実際の動画】2試合連発！“ロマン砲”シュワーバーの第2打席は…168キロ弾丸アーチ！
■連夜の本塁打攻勢で本拠地2連勝
最大7試合、4勝先取制で行われるナ・リーグ優勝決定シリーズ。フィリーズ先勝で迎えた第2戦も、自慢の強力打線がダイヤモンドバックス投手陣に牙を剝いた。
試合は初回、フィリーズがトレイ・ターナーのソロ本塁打で先制。3回裏と6回裏には、今季47本塁打カイル・シュワーバーの2打席連続アーチが飛び出し追加点。その後もJ.T.リアルミュート、ブランドン・マーシュ、アレク・ボームに適時打が飛び出すなど、7度の得点圏で5度の安打をマーク。投げては、先発アーロン・ノラが6回82球3安打無失点の快投。地区シリーズで“リーグ最強”のアトランタ・ブレーブスを退けた勢いそのままに、終始試合の主導権を握り続けた。
3本のアーチ含む11安打10得点で、2年連続のワールドシリーズ進出へ一歩前進したフィリーズ。MLB公式サラ・ラングス記者によると、フィリーズ直近5試合の本拠地17本塁打は、チームのポストシーズン最多記録とのこと。
敗れたダイヤモンドバックスは、この日も打線が振るわず4安打無得点と完全に沈黙。ナ・リーグ新人王候補のコービン・キャロルも3打数無安打と振るわなかった。明後日からの本拠地3連戦で巻き返しなるか。
◆【実際の動画】“ロマン砲”炸裂！シュワーバー2打席連発のダメ押し130メートル特大弾！
◆大谷翔平の6年間「世紀の悪球打ち本塁打3選」 粗削りがもたらした“とてつもない”一発
◆「60本塁打も視野に」大谷翔平“打撃全振り”意外な新移籍先候補のススメ 世界最高の左打者天国
（H.Ariga／SPREAD編集部）
BYE BYE BALL pic.twitter.com/o1FmXsTYY5
— Philadelphia Phillies (@Phillies) October 18, 2023
THAT BALL IS SO GONE pic.twitter.com/KnoB3f2VNw
— Philadelphia Phillies (@Phillies) October 18, 2023
