
MLBは19日(日本時間20日)、ポストシーズンのア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦が行われ、ヒューストン・アストロズがテキサス・レンジャーズに10-3で大勝した。
前日に続きアストロズ打線が絶好調で、レンジャーズ投手陣を初回から攻略。敵地2連勝で対戦成績を2勝2敗とし、一気に巻き返しを見せている。
◆【実際の動画】投打に躍動、二塁手アルトゥーベの“超美技”は必見!センター前に抜けそうな当たりをバックハンドで捌いて一塁へ
■レ軍はシーガーが同点弾放つも……
最大7試合、4勝先取制で行われるア・リーグ優勝決定シリーズ。レンジャーズの2勝1敗で迎えた第4戦は、アストロズ打線が猛打爆発。レンジャーズ投手陣を打ち崩した。
試合は初回、アストロズがレンジャーズ先発アンドリュー・ヒーニーの立ち上がりを捉える。先頭のホセ・アルトゥーベを皮切りに4連打。アレックス・ブレグマンとヨルダン・アルバレスの適時打で一挙3得点、わずか2/3回でノックアウト。
先制されたレンジャーズも反撃し、3点ビハインドの2回裏にアドリス・ガルシアの本塁打などで1点差に。続く3回裏には主砲コーリー・シーガーにも一発が飛び出し同点に追いついた。
しかし、その後は一方的にアストロズペース。同点の4回表に、アルバレスの犠飛とホセ・アブレイユの本塁打で3点を勝ち越すと、終盤にも打線が繋がりダメ押し。地元で連敗スタートを喫したものの、敵地で2連勝。対戦成績を2勝2敗とした。
アストロズは11安打10得点、前日本塁打を放ったリードオフのアルトゥーベがこの日も3安打と大活躍。先日体調不良を訴えていた主砲のアルバレスも2安打3打点、ポストシーズン打率.419、OPS1.522と圧倒的な存在感を放っている。
敗れたレンジャーズは課題の投手陣が大崩れで大量失点。前日に続き、本拠地で痛い敗戦を喫した。
◆【実際の動画】投打に躍動、二塁手アルトゥーベの“超美技”は必見!センター前に抜けそうな当たりをバックハンドで捌いて一塁へ
◆大谷翔平の移籍先として「適さない6球団」を選出 相性の悪さ1位は… 米メディアがランク付け
◆「ナ・リーグ試合結果」Dバックスが接戦制してフィリーズにサヨナラ勝ち 先発ファートは史上初の快挙
(H.Ariga/SPREAD編集部)
HE'S GOT RANGE. pic.twitter.com/HWD8fCfVEM
— Houston Astros (@astros) October 20, 2023