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MLBは23日(日本時間24日)、ポストシーズンのア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦が行われ、テキサス・レンジャーズがヒューストン・アストロズを11-4で下し、12年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。
主砲のコーリー・シーガーが3安打、今季39本塁打のアドリス・ガルシアは2本塁打含む4安打5打点と打線が大爆発。昨季王者に敵地で打ち勝った。
◆【実際の動画】ガルシア2試合連発の1本目は右翼スタンドへの弾丸アーチ!敵地大ブーイングの中バットで一蹴
■先発・シャーザーは3回途中で降板も……
最大7試合、4勝先取制で行われるア・リーグ優勝決定シリーズ。3勝3敗で迎えた最終戦は、レンジャーズの強力打線がアストロズ投手陣を圧倒した。
試合は初回、レンジャーズが2番シーガーの本塁打などで3点を先制。3回表にはガルシアが4試合連続アーチを放ち追加点を挙げると、続く4回表には1死満塁でエヴァン・カーターの走者一掃打が飛び出し、序盤で大量リード。
投げては、先発のマックス・シャーザーが2回2/3を投げ4安打2失点で降板するも、その後は総力戦。2番手には第5戦で先発したジョーダン・モンゴメリーが中2日で登板。2回1/3を無失点で凌ぎ、アストロズの勢いを完全に封じ込めた。
終盤8回表には、再びガルシアが本塁打を記録し4安打5打点の大活躍。第5戦で乱闘騒ぎの中心となった“お騒がせ男”が、敵地の大ブーイングをバットで振り払り、リーグ優勝決定戦のMVPに輝いた。
両チーム27安打の乱打戦は、レンジャーズが11-4で大勝。対戦成績を4勝3敗とし、2011年以来12年ぶりのワールドシリーズ進出。レギュラーシーズン最終戦で地区2位に転落したレンジャーズが、ワイルドカード枠からの“下剋上”で球団史上初の世界一をかけた大舞台への挑戦権を掴み取った。
ワールドシリーズは27日(同28日)、レンジャーズとナ・リーグ優勝決定戦の勝者が激突する。
◆【実際の動画】ガルシア今日2本目の“ダメ押し”弾は静まり返る左翼スタンドへ…!4安打5打点でリーグ優勝決定戦MVPに
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
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