【MLB】ガルシアが“5試合連続弾”でレンジャーズ延長サヨナラ勝利、激戦のワールドシリーズ第1戦

MLBは27日（日本時間28日）に、今季の世界一を決めるワールドシリーズが開幕。

注目の第1戦は、ア・リーグ覇者のテキサス・レンジャーズが延長戦でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを6－5で下し、本拠地初戦を劇的なサヨナラ勝利で飾った。

■9回裏には、シーガーの起死回生同点2ランも

最大7試合、4勝先取制で行われるワールドシリーズ。第1戦は終盤までもつれるシーソーゲームで、緊張感のある一戦となった。

試合は初回、レンジャーズがエバン・カーターとアドリス・ガルシアの適時打で2点を先制するも、3回表に相手ルーキーのコービン・キャロルに2点適時打浴びるなど3失点。4回表には、トミー・ファム、5回表にはケテル・マルテにも適時打で追加点を挙げられ、試合の主導権を握られた。

その後も相手の強固なリリーフ陣を打ちあぐね、8回裏はセットアッパーのケビン・ギンケルを攻めるも無得点に。ところが、敗戦目前の最終回に主砲コーリー・シーガーが相手クローザーのポール・シーウォルドを攻略。土壇場で起死回生の同点2ランを放ち、試合は延長戦へ。

そして、試合を決めたのはまたしてもこの男だった。延長11回裏、主砲のガルシアがポストシーズン5試合連続弾となるサヨナラ本塁打。ア・リーグ優勝決定戦MVP男が勢いそのままに、激戦を自らのバットで締めくくった。

レンジャーズはワールドシリーズ第1戦に6－5で勝利。4番のガルシアがサヨナラアーチ含む3安打と圧倒的な存在感を見せた。敗れたダイヤモンドバックスは敵地での勝利目前でクローザーが打ち込まれ、痛恨の黒星スタートに。

（H.Ariga／SPREAD編集部）

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— MLB (@MLB) October 28, 2023