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ワールドシリーズ終了後にフリーエージェント(FA)となる予定のロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。今季のFA市場でもっとも注目を浴びている二刀流に対し、元ボストン・レッドソックスのレジェンド、ペドロ・マルティネス氏が再びラブコールを送った。
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■ボストンは実力が発揮できる環境が整っている
これまでも大谷に対して熱視線を向けてきたマルティネス氏は、ポッドキャスト『野球は退屈じゃない』で「オオタニがボストンに来る可能性」について問われると、「レッドソックスに来てほしい。ショウヘイと一緒に過ごせることを本当に心から願っている」と熱烈アプローチ。
大谷がレッドソックスを選ぶと考える理由については「まず第一にショウヘイはチームにぴったり合うと思う」とし、「ボストンはショウヘイにとって完璧なマーケットであり、適切な人々で周りを固めることで快適に過ごすことができる。ショウヘイはボストンでレジェンドになる可能性がかなり高いと思う」と、大谷の可能性を最大限発揮できる環境が整っているとアピールした。
レッドソックスはア・リーグ東地区で2年連続最下位に沈んでおり、25日(日本時間26日)には新たな野球部門最高責任者に球団OBのクレイグ・ブレスロー氏を迎えいれるなど、チームの立て直しを図っている。また、レッドソックスはぜいたく税の基準額までかなり余裕があることから今季のFAでは有利とされており、球団の再建に必要な人材を積極的に獲得することになる。
マルティネス氏はレッドソックスのチームアドバイザーを務めており、球団の意思決定にも影響を与えることができる立場。以前から大谷の獲得に前向きな意思表明を続けているが、球団はチームの状況を鑑みて、レジェンドが認める“レジェンド候補”の獲得に乗り出すか。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)