【BCクラシック】ウシュバテソーロの1強か……“強豪”ベルモントS覇者が出走取消・引退へ

日本時間5日にサンタアニタパーク競馬場で開催されるブリーダーズカップクラシック（GI、ダ10F）に出走予定だったアルカンジェロ（牡3、J・アントヌッチ厩舎）が出走取消。左後肢に熱感があったことから29、30日と馬場入りせず、状態を見ていた。

このまま現役を引退し、レーンズエンドファームで種牡馬入りする。

■実績上位はウシュバテソーロ

本馬は米三冠の一つベルモントS（GI、ダ12F）を制し、前走・トラヴァーズS（GI、ダ10F）を快勝、BCクラシックの優勝候補に挙がっていた。

BCクラシックには今年のドバイワールドCを制したウシュバテソーロ（牡6、美浦・高木登厩舎）、UAEダービー覇者のデルマソトガケ（牡3、栗東・音無秀孝厩舎）の日本馬2頭が出走予定。

米国勢は前走・パシフィッククラシック（GI、ダ10F）を制したアレイビアンナイト（牡3、米・B.バファート厩舎）、引退撤回のL.デットーリ騎手が騎乗するゼンダン（牡4、米・C.ブラウン厩舎）らが出走するが、実績面はウシュバテソーロが上位。

ウシュバテソーロが勝てば、同一年のドバイワールドCとBCクラシックのダブル制覇は史上初の快挙となる。

（SPREAD編集部）