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今オフにフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。MLBの市場でも最大の目玉として、連日各メディアが新天地の行方を探っている。
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■J.D.マルティネスらも候補に
米放送局『SNY』は、「メッツがこのオフシーズンで候補にすべき5つのDHオプション」と題した記事を掲載。ニューヨーク・メッツの来季の指名打者の候補に大谷の名前を挙げている。
大谷はJ.D.マルティネス(ロサンゼルス・ドジャース)、ホルヘ・ソレア(マイアミ・マーリンズ)、リース・ホスキンス(フィラデルフィア・フィリーズ)、テオスカー・ヘルナンデス(シアトル・マリナーズ)とともに5人に選出。
候補に挙がった大谷だが記事内では、「メッツはオオタニを獲得できる数少ないチームのひとつだが、疑問点がふたつある」と指摘。その理由としてメッツが東海岸のチームであることを挙げ、「この二刀流スターが西海岸から東海岸へ行く意思があるかどうか」と述べている。
■2024年は打者専念の大谷
また、2024年に大谷が打者専念することを挙げ、「この世のものとは思えないほどの才能を持つ打者に、今後10年間でおよそ5億ドルを割り当てるのが理にかなっているのかどうか」と、投手としての復帰が困難になった場合のリスクを懸念材料としている。
それでも、「オオタニがマウンドに戻り、2025年以降も平均を上回るスターターになれば、彼の巨大な契約は比較的お買い得になる可能性がある」と大谷が当初の予定通り2025年開幕から二刀流として稼働できれば、今オフに結ぶ可能性のある巨額の契約金や年俸も問題ないと見解を述べている。
ロサンゼルス・ドジャースなども有力候補に挙がるなか、大谷がメッツに新天地を求めることはあるのか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)