総合格闘家の朝倉未来が9日、19日に控えたオープンフィンガーグローブ着用の立ち技格闘技イベント「FIGHT CLUB」でのYA-MANとの復帰戦を前に公開練習を行った。
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■YA-MANとの練習
朝倉は弟子の西谷大成、白川陸斗に続いて1分間スパーリングを披露。コンディションのよさを感じさせる、キレと重みのあるパンチを見せた。
ネット上では朝倉優位の声が大勢を占めるが、「（ネットでは）圧勝ってなってるんですか？へぇー、、（YA-MANの強さは）KO力、パンチ力、あとは根性がある」と意外そうな表情で語った。
YA-MANとの試合に向けて分析も進めており、弱点も見えてきたという朝倉。逆に警戒する点を問われると、「パンチ力はあると思うので、あんまりもらわないようにはしたい」と回答。しかし、「僕に対してはいつものような試合展開にはならないと思う。今まで戦った中で一番カウンターが上手いのが僕だと思うので。ズバッと打ち抜いちゃうかもしれない」とし「様子見しても、ガンガン前に来てもどっちにしても自分が勝つんじゃないかと思う」と自信をみなぎらせた。
今回はキックボクシングルールでの試合となるが、「MMA（の試合）とはまったく別ものという考えでいますね」とし「MMAでの負けはMMAでしか取り戻せない」と持論を展開。そのなかでも「総合格闘家はいろんなジャンルで強くないといけない中で、立ち技だけをやってる選手たちと戦うのはいい経験かなと。何か得るものがあればいいなと……会見で言った通り、興味本位の試合です」と参加する目的について改めて述べた。
YA-MANは朝倉のもとで練習していた経験もあるが「YA-MANは試合の方が強いタイプだと思うので全然参考にならない」とし、試合でのYA-MANは朝倉をもってしても未知数のようだ。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
