【デイリー杯2歳S/全頭診断】「凡走があっても驚けない」想定2人気以内の馬とは | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【デイリー杯2歳S/全頭診断】「凡走があっても驚けない」想定2人気以内の馬とは

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【デイリー杯2歳S/全頭診断】「凡走があっても驚けない」想定2人気以内の馬とは
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今週は京都競馬場で、第58回デイリー杯2歳S(GII、芝1600m)が行われる。暮れの朝日杯FSにつながる重要なレース。今年も楽しみな2歳馬が覇を競う。

ここでは馬券検討のヒントとして、出走馬11頭の全頭診断を行う。

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■デイリー杯2歳ステークス2023 出走予定馬全頭診断

・エンヤラヴフェイス

前走新潟2歳Sは7着と案外な結果に。新馬戦の勝ち時計も水準程度で、一変を望むのは酷に映る。

・カンティアーモ

レコード勝ちの前走はラスト3F11秒8-11秒1-11秒7。道中2番手追走から終いもしっかりまとめたのは好印象だ。前走負かした2-5着馬の次走成績は【2.2.0.0】。ここも好勝負は必至か。

・クリーンエア

前走新潟2歳Sは3着と健闘。とはいえ当時の2着馬が次走5着、4着馬が次走4着とレースレベルには疑問が残る。左回りしか経験していない関東馬でもあり、不安が先走ってしまう印象だ。

・ジャンタルマンタル

京都芝1800mの前走を快勝した馬。道中は馬群で折り合い、直線抜け出してから最後は抑える余裕をもった勝利だった。右回り未経験の馬が複数いるメンバー構成で京都芝外回りを経験しているのは大きなアドバンテージ。軽くは扱えない。

・ジューンブレア

前走負かした馬にのちの勝ち上がりはゼロ。初のマイル戦でもあり、強調材料は乏しい。

・ダノンキラウェア

GI馬ダノンスコーピオンの下という血統背景に加えて、新潟芝1600mの前走は上がり3F最速での勝利。煌びやかなバックボーンから今回も上位人気が想定されるが、当時は6頭立てかつ1000m通過63秒8。当時下した馬は次走掲示板外に敗れており、レースレベルも不安な点から凡走があっても驚けない。

・テイエムチュララン

これまで挙げた2勝はいずれも九州産馬限定戦。10頭立ての10着に終わった前走内容から、巻き返しは難しそうだ。

・ナムラエイハブ

休み明けの前走はこれまでとレースぶりが一変。マクるような競馬で上がり3F最速の強い内容だったが、前走負かした2-3着馬はいずれも次走で馬券外。あくまで3着候補として捉えたい。

・ナムラフッカー

1勝クラスで3着の前走は5頭立て。勝ち馬と0秒7差をつけられており、重賞のメンバー相手では厳しい印象を受ける。

・フルレゾン

芝1600mの前走勝ち時計は1分33秒3。2歳馬としては破格の時計で走破しており、ポテンシャルの高さを疑う余地はない。道中折り合いを欠くしぐさがあったように極端なスローでは抑えがきかない恐れががあるものの、一定の評価は必要か。

・メイショウサチダケ

1000m通過36秒3のスロー逃げに持ち込んだ前走。とはいえ自身の上がり3Fは最速で、次位に0秒3差をつける切れ味を発揮していた点は見逃せない。鞭一発でグンと加速したように、一介のスピード馬ではない。評判馬が揃ったレースだが、軽視は禁物だ。

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UMAJIN.netより一部編集・転載(2023年11月9日 18:02公開の記事

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

《SPREAD》

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