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フリーエージェント(FA)となった大谷翔平の去就が連日話題となっている。新天地本命はロサンゼルス・ドジャースということでメディアの見解は概ね一致しているが、先日はそのドジャースの選手がポッドキャスト番組出演し、「オオタニと一緒にプレーしたい」とラブコールを送った。
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■二刀流がチームに加わったら「本当にクール」
米野球専門ポッドキャスト『ファウル・テリトリー』にゲスト出演したのは、ドジャースのマックス・マンシー内野手。2日(日本時間3日)に2年2400万ドル(約36億1000万円)で契約延長が発表されたばかりだ。
同選手は、大谷の新天地としてドジャースが本命視されていることについて問われると「彼がドジャースに来たら本当にクールだと思う。それについては疑いの余地がない。彼は投打において信じられないほどの選手で、私は彼のチームメートになりたいと思っている。球団はこのオフシーズンにやるべきことがたくさんある。私が早期に合意に達することで、彼らを助けることになると感じている」と返答した。
■今季は球団史上初の100打点カルテットが誕生
33歳のマンシーは通算180本塁打を誇る左のスラッガーで、今季は135試合に出場して打率.212、36本塁打、105打点をマーク。さらに一塁、二塁、三塁と内野の複数ポジションを守れるユーティリティー性も魅力となっている。
ドジャースは今季、球団史上初の100打点カルテットが誕生したが、そのうちムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、そしてマンシーの3人が来季もチームに残ることが確定。残る1人のJ.DマルティネスはFAとなり去就は未定だが、ここに大谷が加われば超強力打線が完成することは確実。マンシーが加入を待望するのもうなずけるところ。
大谷争奪戦の本命とされるドジャース。所属選手もラブコールを贈るなど、受け入れ態勢は万全のように映るが、果たしてどうなるか。ストーブリーグの行方に注目が集まる。
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文●SPREAD編集部