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フリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、ロサンゼルス・エンゼルスが提示したクオリファイング・オファー(QO)を拒否したと米記者らが伝えた。
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■「予想通りエ軍のQOを拒否」
MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「クオリファイング・オファーを受けたフリーエージェントの7選手のうち、期限までにオファーを受け入れた選手はいなかった」と自身のX(旧Twitter)に綴った。
今オフ、QOの提示を受けたのは大谷のほか、コディ・ベリンジャー外野手(カブス)、ブレイク・スネル投手(パドレス)、ジョシュ・ベイダー投手(パドレス)、アーロン・ノラ投手(フィリーズ)、ソニー・グレイ投手(ツインズ)、マット・チャプマン内野手(ブルージェイズ)だった。
地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も「予想通り、ショウヘイ・オオタニは、エンゼルスが提示したクオリファイング・オファーを拒否した」と投稿。エンゼルスは大谷に対し、1年2032万5000ドル(約30億5000万円)のQOを提示、14日午後4時(同15日午前6時)が返答期限だった。
今後、5億ドル(約750億円)以上とも言われる「大谷争奪戦」が予想され、エンゼルスも残留交渉の可能性は残るものの、米メディアではロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコ・ジャイアンツなどが有力視されている。
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(SPREAD編集部)