格闘家の朝倉未来は21日、自身の公式YouTubeを更新。オープンフィンガーグローブ（OFG）着用の立ち技格闘技イベント「FIGHT CLUB」（19日／都内某所）でYA-MAN（ヤーマン）に1ラウンド1分17秒KO負けを喫した後、一度は引退を口にしたが、現役続行を宣言した。
◆【実際の映像】「強い姿を見せたいと思うので、その時まで……」朝倉未来、涙の現役続行宣言「必ず戻ってきます」
■「必ず皆さんの前で強い姿を」
朝倉は試合後に記憶障害を訴え、前回の動画も記憶がないとしつつも、「記憶が戻った今も引退というか、もうここまでという気持ちは強く、今回の負けのショックはデカいです」と語った。
しかし、続けて「こんなダサい終わり方でいいのか？ やり返しに行きたいという闘争本能を感じている。誰かのためじゃなく、自分自身がやり返したいと、格闘家としての気持ちは残っている」と現役続行の理由を述べた。
また、「試合を2～3カ月やらないと、練習をしろ、試合を早くしろという声が出てきて、格闘家として人を楽しませるという自分の性格にも響いてくるし、それが重荷になりストレスを感じていた部分も正直ありました」と、周囲の期待に重圧を感じていたことを吐露した。
具体的な復帰時期の明言は避け、「格闘技を少し休ませて欲しいです。3カ月なのか、4カ月、5カ月なのか……体と精神を休養して、自分が試合をしたいと思う時まで休憩させてほしい」と周囲への理解を求めた。
動画の後半では「誰よりもね、悔しいです。今回の負けは……はい」と言葉を詰まらせ、さらに「血へどを吐くような練習をして、また必ず皆さんの前で強い姿を見せたいと思うので、その時まで……」と語った場面では涙を拭うシーンも。最後に朝倉は「必ず戻ってきます」と力強く誓い、ファンへ向け深々と頭を下げた。
◆【実際の映像】「強い姿を見せたいと思うので、その時まで……」朝倉未来、涙の現役続行宣言「必ず戻ってきます」
◆朝倉未来に“RIZINファイター”らがエール 弟・海も「最高にかっこいい漢」 平本連は「ダサくね？」と愛のメッセージ
◆「変で小生意気なヤツ」記憶障害の朝倉未来が“客観的に”自身を評価 引退表明も「アンチが多くてびっくり」
（SPREAD編集部）
