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今オフにフリーエージェント(FA)となり、去就が注目を集める大谷翔平投手。メジャーリーグでも最大の注目銘柄として、各メディアの報道は連日熱を帯びている。
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■「特殊なスキルを備える8人」
MLB公式サイトが「非常に特殊なスキルを備える8人のFA選手」と題した記事を公開。
データ解析システム『Statcast』を担当するデビッド・アドラー記者はパワー部門に大谷を選出している。
記事内では、「ア・リーグの本塁打王とMVPは市場のなかで最高のパワーヒッター、野球界でも最高かもしれない。過去3シーズンで124本のホームランを放ち、年間平均では40本を超えている」と大谷の実績を評価。
さらに、「2021年から220回のバレルを記録」と近年注目される指標を紹介。バレルとは、打球の初速が約158キロ以上では打球角度26から30度、約187キロ以上で8度から50度で最も安打になる確率が高く、この範囲を「バレルゾーン」と呼んでいる。
大谷はこの数値ででアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の242回に続く220回を記録し、メジャーでも最高レベルのコンタクト力を持つとしている。
2023年シーズンに初の本塁打王に輝き、メジャー屈指のパワーヒッターの称号も得た大谷。ロサンゼルス・ドジャースやシカゴ・カブス、サンフランシスコ・ジャイアンツなどが候補に挙がるなか、新天地をどこに求めるのだろうか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)