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ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなった、大谷翔平投手。今季は打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で自身初の本塁打王を獲得し、2度目のア・リーグMVPにも選出。とりわけ打者としての活躍が光った1年だった。
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■来季の所属先にも注目が集まる
開幕直後には、同級生・藤浪晋太郎投手との対戦が実現。4月1日(日本時間2日)、3回表無死満塁で迎えた第2打席には、外角高め99.1マイル(約159キロ)のフォーシームを捉えると、低弾道で左翼フェンスに直撃する適時安打を記録した。
MLB公式のデータページ「Baseball Savant」によると、大谷が放ったこの強烈な一打は「(レフトフェンスが約1.4メートルと低い)ドジャースタジアムだったら本塁打になっていた」1本に分類されている。大谷は今季、流し打ちによる本塁打の平均打球速度が108.6マイル(約174.7キロ)をマーク。5本以上の選手を対象にするとメジャー全体でもトップに立っている。
メジャーリーグ全30球団の本拠地球場は、気候や標高でプレー環境が異なり、所属選手の成績にも大きな影響を及ぼす。大谷と藤浪、両者は来季どこのユニフォームを着るのだろうか。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)