「最高の卓球を披露」長﨑美柚、木原美悠の圧巻勝利に大会公式も賛辞　4年ぶり激突の中国最強ペア撃破にも期待【WTT女子ファイナルズ】

「WTT女子ファイナルズ2023」は17日、ダブルスの準決勝が行われ、長﨑美柚と木原美悠のペアは鄭怡静、李昱諄（台湾）と対戦。3－0で勝利し決勝進出を決めた。

■「女子ダブルスのトロフィーを待つ」

前回対戦では敗れていた台湾ペアとの戦い。長﨑と木原は第1、2ゲームに相手のペースになる時間帯もありながら、要所で勝負強さを発揮し、圧巻のストレートでファイナルへ勝ち進んだ。

この勝利をWTT公式も絶賛。「ミユウ・ナガサキとミユウ・キハラが女子ダブルスのトロフィーを待つ。地元のヒーローが完璧なストレート勝利で決勝行きの切符を手に入れた」と報じた。

また、「日本人コンビは完璧なタイミングで動き回り、シーズン最終戦のプレッシャーのもと、最高の卓球を披露」と伝え、「ナガサキとキハラは終始笑顔で、ホームの大観衆の前でプレーする喜びに浸っていた」と初の日本開催となったWTTシリーズでプレーする様子を楽しんでいるとした。

決勝で対戦するのは孫穎莎と王曼昱のペアで長﨑、木原にとっては4年ぶりのマッチアップ。直接対決はここまで1勝1敗で最後に対戦した2019年のITTFワールドツアーグランドファイナルの準決勝では、日本人ペアに軍配が上がっている。

決勝までたどり着いた木原と長﨑。日本開催のWTTシリーズで殊勲の優勝を飾ることができるか注目が集まる。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）