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サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは17日、プレミアリーグ第17節でアーセナルと対戦。0-2で敗れ、これがチームにとって今季初となる無得点での敗戦となった。
◆【実際の映像】三笘薫、アーセナル相手に“アシスト未遂”の決定機演出 強豪相手に奮闘のプレー集
■終始押し込まれ苦戦
この試合、終始押し込まれていたブライトンは、立ち上がりから苦しい展開を強いられる。前半をなんとか無失点でしのいだものの、53分には、アーセナルのガブリエウ・ジェズスに右CKから流れてきたボールをヘディングで押し込まれて先制点を献上。さらに87分には、カイ・ハベルツにダメ押しの2点目を決められている。
リーグ戦2試合ぶりのスタメンに名を連ねた三笘もなかなか攻撃の機会を作れず。それでも1点を追う82分には、ジョアン・ペドロのパスを受けると、素早く左サイドから抜け出し、パスカル・グロスに鮮やかなアウトサイドクロスを供給。惜しくもシュートは枠を外れ、“アシスト未遂”となったが、この試合最大の決定機だった。
試合後、英メディア『Sussex World』は、選手採点で三笘に及第点の6点(10点満点)をつけ、「静かな立ち上がりだった」「同点ゴールを狙うなか、ボックス内で倒れたが、何も与えられなかった」などとプレー描写を記述。試合終盤の“アシスト未遂”にも触れ、「グロスへの見事なクロスはゴールに値するものだった」と伝えている。
また、「ガナーズ(アーセナルの愛称)が圧倒的な勝利を収めた」と結果を報じている英衛星放送『Sky Sports』は、同じく三笘に6点を付与。その一方で、英紙『Daily Mail』は、苦戦しながらもビッグチャンスを創出した日本人アタッカーに6.5点という評価を与えているが、より傑出したパフォーマンスに期待しているようだ。
アウェーで強豪相手に完敗を喫したブライトン。次節は、中3日で迎えるクリスタル・パレス戦だ。
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文●SPREAD編集部