大晦日に行われる格闘技の祭典「RIZIN.45」の特別番組「アベマでRIZIN 5 minutes」が17日、ABEMAにて生放送された。
番組には、31日に対戦が決まっている平本蓮とYA-MANがリモートで緊急生出演し、5分間という短い時間で試合前の心境や、意気込み、作戦など様々な質問に答えた。
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■「周りの人に噛みついて……もう分からせるしかない」
リモート中継が繋がったYA-MANは出演時から怒りを露わにし、平本への不満を爆発させた。番組出演を承諾しながら中継の繋がらない平本に対し、「たぶん自分が最初に出たくないから、わざと遅れてるんですよ」と予測し、「俺の言ったことにツッコミたいから、先にしゃべらせたいだけ。試合と同じでつまらないやつなんですよ」と怒りに燃えた。
平本戦に向けてTRIBE TOKYO MMAで練習しているYA-MANは「（MMA）歴はアイツのほうが長いですけど、グラップリングや寝技の（練習の）総量は追いついてると思っている。アイツが海外で遊んでる間に、自分は朝夜毎日練習をやってきてるので、そこのスキルは追いついている」とし、「極めたいですね」と一本勝ちにも意欲を見せた。
YA-MANは「何個か得意な技があって、それで極めたいなと思ってます」と寝技にも自信があるとし、「ここ1カ月くらいでいきなりできるようになってきた。今は打芸の練習よりもグラップリングをめちゃくちゃしてます。週12回のうち8回は練習に出ている」と平本戦に向け着々と練習を重ねているとした。
また平本に対しては「自分（YA-MAN）に対する煽りを抑えているんですけど、それは自分が負けたときの保険。自分（YA-MAN）の周りをドンドン煽っているんですよ、天心や『RISE』の伊藤代表に噛みついてたり……アイツ『RISE』に喧嘩売ってるので、もう分からせるしかないっすよね。お前なんて『RISE』に来たら通用しねえんだぞ」と、自身の周りの人を馬鹿にする平本の姿勢に怒りを漲らせた。さらに、試合が終わってもノーサイドはないと断言。試合終わっても「（街中であったら）覚悟しとけよ、という感じ」と試合前からバチバチの様子だった。
平本には並々ならぬ思いがあるようで「自分の周りを馬鹿にすることがマジで許せない」と発言。「自分の周りの人を傷つけることは本当に許せないから、リングでみんなが見ている前で黙らせるしかない」と意気込みも十分だ。
これを受けて「RIZIN」の榊原信行CEOは「YA-MANはひたむきに皆の見えてないところで、しっかり総合のトレーニングをしてきた。蓋を開けたら、ひょっとしたらYA-MANの方が総合力がアップしてる、それくらい本気で総合やっている」とYA-MANの努力に太鼓判を押し、「すごいことになると思う」と試合を見通した。最後にYA-MANは「平本が失神する顔を、皆さんお楽しみにしててください」と完全決着を宣言し、ファンの期待を煽った。
「RIZIN.45」は31日に「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて全試合生中継される。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
