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ボートレース住之江では、12月19日から24日までSG・第38回グランプリが開催。賞金ランキング19位から34位のグランプリシリーズは1Rから10R、1位から18位までのグランプリは11、12Rで行われる。今大会から優勝賞金が昨年より1000万円増の1億1000万円とまさに”最高峰”の舞台。トップレーサーによる一走入魂の戦いを見逃すな。
◆茅原悠紀、通算50回目の優勝は“独走V”17号機に苦戦も節間7勝をマークし芦屋SGへ
ここでは、初日グランプリトライアル1stの11R、12Rの番組からそれぞれ、注目モーター「モンスター機」と直近6か月コース別成績を紹介していきたい。
■【11R トライアル1st】配当狙いは毒島の「カドまくり」展開
▶住之江11R 締切予定時刻19:55
=12/19モンスター機認定=◎4号艇:[A1] 毒島誠【賞金ランキング13位】
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<25号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月18日
勝率5.55 1着率21.3% 2連率40% 3連率51% 優出4回 優勝1回
<見解>今節使用者・毒島誠(A1) 直近6か月(4コース)1着率4.6%・2連率22.7%・3連率40.9%/差し率0%、まくり率0%、まくり差し率4.6%
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ダッシュ戦で有利な直線系にポテンシャルを秘める25号機。直近5節では4優出1Vと絶好調。前回使用していた山本隆幸の走りを見ても行き足、ノビは強めの印象。毒島は出足、周り足とバランス良く調整するタイプだ。直近6か月のコース別成績を見ると、4コースは1着率4.6%と調子を落としているが、短期戦ということもありノビに寄せればカド一撃あってもおかしくない。
更に毒島が狙える理由として、この番組の1号艇・濱野谷憲吾の69号機は不安あり。9月のG1・高松宮記念では近江翔吾が大整備を施すも苦戦。前回使用した吉武真也は転覆して一節を終えている。転覆後からレースを走っていないため素性がわからない。
2号艇・羽野直也、3号艇・土屋智則のモーターも直線では25号機に劣る。枠なり想定であればカドまくりが狙えそうで、この番組のモンスター機に認定。
■【12R トライアル1st】エース機匹敵のハイパワー 桐生が盤石の逃げ決める!
▶住之江12R 締切予定時刻20:40
=12/19モンスター機認定=◎1号艇:[A1] 桐生順平 【賞金ランキング7位】
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<78号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月18日
勝率5.76 1着率23.9% 2連率39.4% 3連率54.8% 優出3回 優勝1回
<見解>今節使用者・桐生順平(A1) 直近6か月(1コース)1着率88.2%・2連率・3連率100%/逃げ率88.2%、差され率0%、まくられ率0%、まくられ差し率11.8%
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78号機は6月に2度の中間整備が入ったものの、それほど特徴のある舟足ではなかった。しかし、使用2節前に井上忠政が優勝し節一級の動きを見せた。前節使用した山口達也も目立った舟足。準優で深めの進入から敗れ優出は逃すも、シリーズリーダーとして引っ張った。
行き足、出足は抜群で回った後の押しも良く、番組内では一番素性の良いモーターだ。直近6か月のコース別成績を見てもイン信頼。
相手になるとすれば、2号艇・片岡雅裕。片岡の85号機は直近5節でV2、出足、レース足が良く近況上昇気配。ただ、78号機を差し切るまでには至らないだろう。ここはエース機に匹敵するパワーを相棒とした桐生のイン戦盤石と見てモンスター機認定とする。
その他、グランプリや一般戦の狙い目レース、通称「目玉レース」の展開解説はYoutubeの荒波競艇chでも解説しています。
◆1コース毒島誠で「1ー3」の法則崩れ、椎名豊は得意の3コース
◆舟足底上げ“3つ”のモーター 気配上昇の宮地元輝「24号機」 SGオールスター
著者プロフィール
バッシー●ボートレースライターパチスロモンキーターンで「競艇」を知り気が付けばボート歴は10年超え。ボートが好きすぎて某専門誌でアルバイト経験も。ほぼ毎日ボートレースを見て展開予想する人。よく行くレース場は平和島。