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ボートレース住之江で行われている第38回SG・グランプリはシリーズ開幕から荒れ模様。全国的に見てインの強い住之江だが、1Rから4Rまでイン逃げならず。5R目でようやくイン逃げが決まった。インが勝利しても紐荒れ決着が続き、まだまだ波乱が起こりそうな予感を感じさせた。
ただ、極端な「穴狙い」は火傷をする可能性がある。今一度冷静にレースを見るため、ここでは住之江のイン(1コース)1着率と直近3か月の出目を振り返っておく。
■全国トップクラス「イン水面」舟券絡みは外せない
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上記の表は過去1年間の1コース1着率と3連対率TOP5を表したもの。過去1年レース場別1コースのデータを見てみると、住之江は1着率58.9%で全国24場中5位となっている。このことから全国的に見ても「インが強い」ことがわかる。
更に、3連対率は84.6%で全国4位。1コースで走った艇は極めて高い確率で舟券に絡んでいる。たとえ荒れている結果が出ていたとしても、インを切る舟券はリスクが大きい。グランプリ初日は立て続けにイン戦が敗れる結果となったが、第5Rからはイン逃げが続いた。イン逃げからでも万舟決着が飛び出すなど配当妙味は十分。舟券はインを軸として考えて良さそうだ。
■1-23からの出現率40%越え
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住之江における直近3か月の出目と出現率TOP10を見ると、1-2からの決着はダントツの22.5%。続いて1-3が18.3%だった。合算すると40.8%が1-23からの出目が出現している。
堅め決着が多く、ボート初心者から中級者の人は楽しみやすいレース場でもある。また、インからおもいきった舟券勝負をしてみるのも面白いだろう。
その他、グランプリや一般戦の狙い目レース、通称「目玉レース」の展開解説はYoutubeの荒波競艇chでも解説しています。
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著者プロフィール
バッシー●ボートレースライターパチスロモンキーターンで「競艇」を知り気が付けばボート歴は10年超え。ボートが好きすぎて某専門誌でアルバイト経験も。ほぼ毎日ボートレースを見て展開予想する人。よく行くレース場は平和島。