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2023年の大谷翔平投手は、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066で日本選手初の本塁打王を獲得。2度目のア・リーグMVPに選出され、エンゼルスから名門ドジャースへと移籍した。
3月のワールド・ベースボール・クラシック優勝に始まり、3年連続オールスター出場、そして2度目の右ひじ手術。ファンの記憶に鮮明に焼き付いた、激動の1年を名場面とともに振り返る。
◆【動画/プレーバック】大谷翔平、2時間で見せた「完封→37号→38号」の“SHOTIME” ダブルヘッダー第2試合では圧巻2連発
■MLB公式も時系列で速報
今季10勝44本塁打を記録した大谷の真骨頂が発揮されたのが7月27日(日本時間28日)、敵地でのタイガースとのダブルヘッダーだろう。
大谷は第1試合に投手として先発登板すると、9回を1安打で投げ切りメジャー6年目にして初完封。さらに、第2試合に野手として先発すると、2回の第2打席にレフトへ今季37号2ランを放ち、続く第3打席でもライトへ弾丸38号を突き刺し、圧巻の1試合2発だった。
MLB公式Twitterが「PM3:26に完封、PM4:45に37号。PM5:35に38号」と報じるなど、2時間のうちに投打で躍動する離れ業を見せた大谷。二刀流選手としてメジャー史上初めて完封後に2本塁打の偉業を成し遂げたのだった。
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(Y.imoto/SPREAD編集部)