
日本代表MFの久保建英が所属するレアル・ソシエダは2日(日本時間3日)、ラ・リーガ第19節でアラベスと対戦。1-1のドローに終わった。
◆【実際の映像】久保建英が「クロスバーが震えるほどのシュート」 スペイン紙も絶賛のアラベス戦ハイライト
■“右の相棒”と好連携を披露
序盤からゲームの主導権を握ったレアル・ソシエダは、ボールを保持していたが攻めあぐねる時間が続いた。アラベスの統制された守備ブロックを前に、横パスが多くなるばかりで攻撃の糸口を見いだせない。 そのなかで右ウイングに入った久保は、中央寄りにポジションを取るなど流動的な動きで打開を図る。7分には相手を引きつけてから右SBのアマリ・トラオレへスルーパスを送る。右の相棒とは相変わらずの好連係を見せた。
さらに久保は32分、カットインから左足シュートを狙う。相手DFにブロックされたが、36分にGKアレックス・レミロが退場して数的不利になってからも、44分にはアーリークロスを供給とアグレッシブな姿勢を崩さない。
スペイン紙の『as』は、積極的に仕掛けた久保を次のように称えた。
「アラベスの守備陣にとって常に厄介者であり、特に終盤は、クロスバーが震えるほどのシュートでゴールに迫る。ゴールを狙う執念を止めなかった。またしても、過剰なファウルで止められた」
前節のカディス戦に続き、相手から徹底マークを受けた久保は、50分にはファールを誘いアラベスのアブデ・レバシュにイエローカード。76分にPKで失点したが、後半アディショナルタイムには、強烈な左足ショットでクロスバーを叩く。チームを勢いづかせ、実際に直後にはマルティン・スビメンディが同点弾を奪った。
1月14日からアジアカップを戦う日本代表に合流するため、久保はこの試合を最後にチームから離れる予定だが、離脱前ラストマッチで見せたプレーは確かに相手にとって「常に厄介者」と言える好パフォーマンスだった。
◆【実際の映像】久保建英が「クロスバーが震えるほどのシュート」 スペイン紙も絶賛のアラベス戦ハイライト
◆久保建英のアジア杯合流で「相手を壊すクラックを失う」 スペイン大手紙が不在を惜しむ「1カ月間どうなるのだろう」
◆久保建英、10分での大暴れは「ビジャレアルにとっての悪夢」 スペイン紙が高評価「ゴールとアシストという最も決定的なプレー」
文●SPREAD編集部
HIGHLIGHTS: #RealSociedadAlavés 1-1
Points shared in a basque derby!#LALIGAEASPORTS | #LALIGAHighlights pic.twitter.com/KMO0a2xlTz
— LALIGA English (@LaLigaEN) January 2, 2024