【MLB】「大谷翔平の穴を埋めたいエ軍が最有力」サイ・ヤング賞左腕の新天地が未だに決まらない理由を米敏腕記者が解説 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「大谷翔平の穴を埋めたいエ軍が最有力」サイ・ヤング賞左腕の新天地が未だに決まらない理由を米敏腕記者が解説

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【MLB】「大谷翔平の穴を埋めたいエ軍が最有力」サイ・ヤング賞左腕の新天地が未だに決まらない理由を米敏腕記者が解説
【MLB】「大谷翔平の穴を埋めたいエ軍が最有力」サイ・ヤング賞左腕の新天地が未だに決まらない理由を米敏腕記者が解説 全 1 枚 拡大写真

パドレスからFAとなったサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手の新天地として、エンゼルスが急浮上している。大谷翔平投手が去ったチームの新エースとなるのか、注目だ。同時に米敏腕記者は、なかなか移籍先が決まらない理由を指摘した。

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■スネル側の2億ドル要求に難色か

米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は7日(日本時間8日)、「スネルは各選手が春のトレーニングを始めているこの時期でもまだFAだ。彼の要求額が2億ドル(約288億円)を超えることに対して、各球団は引き続き消極的となっている。現点ではエンゼルスがもっとも有力な候補」と記した。

31歳のスネルは昨季、14勝(9敗)で防御率2.25、奪三振234という好成績を残し、自身2度目のサイ・ヤング賞を獲得した。特に先発した32試合のうち後半22試合の防御率が1.20と尻上がりに調子を上げていった投球は印象深い。しかし、同記者は「だからと言って、皆が欲しがるだろうか」と首を傾げ、各球団が獲得に及び腰になる理由を以下のように説明した。

「昨季、彼が7イニング目のマウンドに上がったのは3回だけで、キャリア191試合の登板で8イニングを投げたことが1度もないという事実があるため、各球団は警戒している」。

スネルは長いイニングを投げる耐久性に疑問が残るため、多くの球団が巨額契約の締結に躊躇しているのが現状のようだ。

同記者は「フィリーズ、レッドソックス、ヤンキース、メッツなどが今のところ争奪戦に参加していないのは、(上記のような)理由がある。そのため、(資金を投じる)エンゼルスの手に渡る可能性はある」とした。

■争奪戦から撤退する可能性も

この報道を受けて、米スポーツサイト『Fan Nation』は「エンゼルスがサイ・ヤング賞受賞者の獲得でもっとも有力との報道」と題して、記事を公開。大谷翔平投手が去ったチームは、不在となったエースの座をスネルで埋める可能性があることを指摘した。

同サイトは「スネルは“オン”の時は打たれない。しかし、長いイニングを投げることが難しいと判断されれば、争奪戦から降りる球団が出て来るかもしれない」とし、金銭面で応じる用意があるエンゼルスが有力候補として残ると主張した。

エンゼルスはサイ・ヤング賞左腕で大谷の穴を埋めるのか。FA市場で注目を集めるビッグネームの周辺が慌ただしくなってきた。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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