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今オフは大谷翔平投手がフリーエージェント(FA)でエンゼルスからドジャースへ移籍。また、山本由伸投手(オリックスからドジャース)、松井裕樹投手(楽天からパドレス)、今永昇太投手(DeNAからカブス)、上沢直之投手(日本ハムからレイズとマイナー契約)がそれぞれ海を渡るなど、移籍市場も大詰めを迎えている。
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■64試合登板で奮闘
そんななか去就が不透明なのがオリオールズからFAになった藤浪晋太郎投手。メジャー1年目はアスレチックス、オリオールズの2チームでプレーし、64試合の登板で7勝8敗、防御率は7.18の成績を残した。
先発から中継ぎへの配置転換で存在感を発揮した藤浪について、MLB公式サイトは「彼がFAのワイルドカードのなかで最も興味深い選手」と評価。「毎日163キロを投げることができる投手はなかなか見つからない」と称されていた。
「オリオールズでのフジナミは圧倒的な速球で終盤の貴重なリリーフ投手として活躍の兆しを見せた」と昨季後半戦の投球で一定の評価を得た藤浪が2年目をどこのチームで過ごすのかは気になるところ。
日本人選手の新天地が続々決まるなかで、去就不透明の29歳右腕がプレーするチームはどこになるのか。今後の進展が注目される。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)