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今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となりドジャースへ移籍した大谷翔平投手。新天地で迎える2024年シーズンにどのような活躍を見せるかは世界中の野球ファンの注目事となる。
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■「来シーズンの候補者は?」
2024年シーズンは野手専念となる大谷だが、エンゼルスでは21、23年にア・リーグMVPを獲得。ナ・リーグに環境を移した中でこの数字を伸ばせるかは期待が高まる。
米スポーツ専門局『MLBネットワーク』はX(旧ツイッター)で、2024年のナ・リーグMVPの優勝オッズを公開。「来シーズンの候補者は誰ですか?」と問いかけながら、ランキングを発表している。
1位に立つのがブレーブスのロナルド・アクーニャJr.で、オッズは「5.25倍」。2023年シーズンはMLB史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成した26歳のベネズエラ人が2年連続ナ・リーグMVPの本命に挙げられている。
■ド軍でのMVP争いも
2位が大谷の同僚であるムーキー・ベッツで「6.5倍」。2018年のMVP受賞者は23年シーズン、アクーニャJr.に次ぎ投票で2位に入っており、引き続き今季も上位を争うと予想される。
大谷は「9.0倍」で3位にランクイン。2023年シーズンは10勝44本塁打でホームラン王に輝き満票で2度目のMVPを受賞した大谷が、環境が変わり野手専念となるなか、どのような成績を残せるか。
ドジャースでは2020年のMVP受賞者であるフレディ・フリーマンも「12.0倍」で4位タイに名を連ねる。大谷にとっては上位打線形成が予想される心強いチームメイトも、両リーグでのMVP獲得を目指すにあたってはライバルとなる。
歴代のMVP受賞者が有力候補に挙がる2024年のナ・リーグ。大谷がドジャース1年目でこの熾烈な争いに割って入れるか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)