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PGAツアー第4戦「ファーマーズ・インシュランス・オープン」(トーリーパインズGCサウスC・ノースC/カリフォルニア州/7765・7258ヤード、いずれもパー72)は24日(日本時間25日)、第1ラウンドが行われており、ノースCをラウンドした久常涼は8バーディ、1ボギーの「65」でホールアウト。通算7アンダーは現在2位タイとなっている。
◆久常涼のスイングに学ぶ、飛んで曲がらないドライバーショットの仕方
■フェアウェイキープ率は12/14の3位タイ
スコアを伸ばしやすいノースCでしっかりと結果を出した。
1番から出た久常は出だし3ホールをパーでこらえると、4番でこの日初のバーディを奪取。その後5番、7番とバーディを決めるも、8番でこの日初のボギー。しかし9番のパー5でバウンスバックに成功し、3つスコアを伸ばして後半へ。
インに入ると、出だしから連続でバーディを決めることに成功。その後は12番から15番をパーでしのぎ、終盤の16、17番でも連続バーディとした。最終18番2オン2パットの危なげないパーでフィニッシュし、「65」をマーク。通算7アンダーは現在2位タイとなっている。
久常のショットスタッツを見ると、フェアウェイキープ率は85.71%(12/14、3位タイ)、パーオン率は83.33%(15/18、11位タイ)、パーオン時の平均パット数は1.60(13位タイ)と得意のドライバーで良い流れを掴んだ。
久常はホールアウト後のインタビューで「自分でもこんなスコア出ると思っていなかったのでちょっとびっくりなんですけど、結構安定したプレー今日もできたので、すごく良い初日になったのかなと思います」「自分の強みがティーショットでフェアウェイを捉えることでもあるので、今日はそれがしっかり出来たんじゃないかなと思います」とコメント。また明日のサウスCでの戦い方について聞かれた際は「まだ練習ラウンドもできていなくてキャディさん頼みとはなると思うんですけど、今日と同じようにフェアウェイをしっかり捉えていけば、明日以降も伸ばしていけるんじゃないかなと思います」と語った。
明日の第2ラウンドは難しいサウスCが舞台。今日の調子なら明日もビッグスコアに期待が持てそうだ。
なお、同じくノースCを回った松山英樹は1イーグル、4バーディの「66」で暫定4位タイ。サウスCを回った蝉川泰果は1イーグル、1バーディ、2ボギーの「71」と耐え暫定69位タイとなっている。
◆トップ5入りまで“あと4つ” 久常涼が賞金総額約29億円のビッグトーナメントへ出場できる可能性
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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)