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長期に渡って低迷を続ける、ア・リーグ西地区のエンゼルス。オフシーズンには主砲マイク・トラウト外野手のトレード話がたびたび報じられるが、他球団のファンにとっても他人事ではないようだ。米スポーツサイトがSNSに投稿した、本塁打に関するデータが話題を呼んでいる。
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■西地区どの球団もトラウトの餌食に
米スポーツサイト『Bleacher Report』の野球専門アカウント「B/R Walk-Off」が25日(日本時間26日)、公式X(旧ツイッター)に「MLB各チームに対して、もっとも多くの本塁打を放った現役選手」を球団ごとに掲載した。
エンゼルスに対してはブルージェイズのジョージ・スプリンガー外野手(かつて同地区ライバルのアストロズに在籍)が28本、ドジャースに対してはカージナルスの主砲ポール・ゴールドシュミット内野手が33本と、各球団の苦手選手が浮き彫りに。
とりわけ驚異的なのが、ア・リーグ西地区球団の“天敵”だ。エンゼルスを除いた4球団全てで名前が記されているのが「トラウト」。アストロズ(2013年からア・リーグ西地区)から29本、レンジャーズから44本、アスレチックスは42本、マリナーズからは全球団最多となる54本を記録。4球団制覇も現役選手最多となっている。
トラウトの一発に長年苦しめられてきたア・リーグ西地区のファンからは、「西地区から出て行ってくれ」「マリナーズ打たれすぎだろ」と嘆きの声が溢れている。昨季から全球団との対戦が組まれるスケジュールに変更され、同地区同士の試合数が減少したのはせめてもの救いだが……このままトラウトがエンゼルスに留まるようだと、各球団の“被害”は拡大の一途を辿ると思われる。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)