「大番狂わせに見舞われた」伊藤美誠、ベスト16終戦で五輪単代表逃す　中国メディアが速報「早田ひな、平野美宇が確実」【全日本卓球】

東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は26日、女子シングルスの6回戦が行われ、伊藤美誠は、木村香純と対戦。ゲームカウント3－4で敗れ、準々決勝進出を逃した。

■平野はベスト8進出

平野美宇とのパリ五輪シングルス出場権をかけた戦いに注目が集まった今大会。伊藤は4、5回戦ともにフルゲームの末に勝ち上がってきた。

しかし、木村香純を相手にしたベスト8をかけた戦いでは終盤にかけて連続ゲームを奪われる。最終ゲームは0－7と大量リードを許すなど精彩を欠きゲームを落とす。この結果、準々決勝進出を一足先に決めていた平野が五輪シングルスの出場権を確実にすることになった。

伊藤の敗戦には中国メディアも反応。『捜狐』は「さようなら、伊藤美誠！予定より早く五輪出場権を逃す。早田ひな、平野美宇が出場権を確実」と見出しを打ちこの様子を報じている。

記事内では伊藤の敗戦を「卓球の全日本選手権で大番狂わせに見舞われた」と報道。下馬評では有利とされた木村相手の逆転負けを驚きをもって伝えた。

伊藤は2016年のリオデジャネイロから2大会連続五輪に出場、21年の東京五輪ではシングルスで銅メダルに輝いていた。同級生平野とのシングルスをかけたサバイバルに敗れることになった。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）