
総合格闘家の平田樹は28日、有明アリーナで行われた「ONE 165」の第5試合で三浦彩佳と対戦し、判定負けを喫した。
◆【速報】「これ以上の身体は作れない……」武尊が悔し泣き、現世界王者との”死闘”で惜敗「限界ギリギリまでやった」
■今カノ・三浦が「何もさせず」に完封
注目を集めていた山本アーセンの“今カノ・元カノ対決”は、今カノ・三浦の完勝だった。
第1ラウンド、ゴングが鳴ると三浦がすかさず組みの展開へ持ち込む。プレッシャーをかける三浦が平田のバックをとるなど試合をコントロールするが大きな動きはなし。
第2ラウンドも三浦が組む展開。反撃に出たい平田だが、コーナーに追い込まれると防戦一方に。体力に定評がある三浦が攻め続け、実況からは「攻め方がゾンビ」と称賛の言葉が飛んだ。最終ラウンドも三浦がペースを掴んだまま離さずに試合終了。
ゴングが鳴ると、三浦は勝利を確信してガッツポーズ。平田は笑顔で駆け寄り三浦と抱擁を交わし、相手のセコンドにも挨拶し感謝を伝えていた。
この姿に、実況は「今までは、こういう平田樹の姿は見なかったと思う。色んなことが変わっているのかなと感じますよね」とコメント。
試合は三浦の判定勝ちとなり、三浦は涙を流して勝利を喜んだ。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。
◆青木真也、元世界王者に180秒で“魂”の一本勝ち 会場からは“青木コール”「万感の想い」
◆秋山成勲、衝撃KO負け 魔裟斗「アバラもいっちゃったようなパンチ」 クリンチ禁止には疑問の声も
◆「リスペクトってこういうことかな……」平本蓮、武尊の活躍を“切望” スーパーレック戦の勝敗予想で激励「頂点を掴んでほしい」
(A.Kudo/SPREAD編集部)