【MLB】大谷翔平を“百獣の王”に例えたロバーツ監督 「謙虚で親切だが、彼の中にはライオンもいる」と主張 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平を“百獣の王”に例えたロバーツ監督 「謙虚で親切だが、彼の中にはライオンもいる」と主張

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【MLB】大谷翔平を“百獣の王”に例えたロバーツ監督 「謙虚で親切だが、彼の中にはライオンもいる」と主張
【MLB】大谷翔平を“百獣の王”に例えたロバーツ監督 「謙虚で親切だが、彼の中にはライオンもいる」と主張 全 1 枚 拡大写真

ドジャースは9日(日本時間10日)、リハビリ組とバッテリー組がアリゾナ州グレンデールに集まり、キャンプ初日を迎えた。練習前にはデーブ・ロバーツ監督が取材に応じ、新加入の大谷翔平投手について言及した。米複数メディアが伝えている。

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■加入効果を実感「レベルを引き上げる」

一足早くキャンプ地入りし、自主練習に励んでいた大谷。その様子も見ていたというロバーツ監督は「彼はすべてのことに意図を持って取り組んでいる。それはすごいことだが、驚きではない。今は多くのチームメートが、彼がどのように動いているのか観察し、学ぼうとしている」と話し、大谷がチームに与える好影響を早くも実感。その上で「オオタニの加入はチーム全体のレベルを引き上げることになる」と断言した。

また、同監督は大谷の人間性についても触れ「素晴らしく謙虚で親切だ。しかし、同時に彼の中にはライオンもいる。私にとっては完璧なコンボだ」とし、百獣の王を引き合いにハートの強さを表現した。

大谷が結んだ10年総額7億ドルという大型契約については「契約のことも無視できないだろうが、結局のところ、彼は単に勝ちたいだけだと思う。だからこそドジャースを選んだ。組織の思いを代弁すると、我々はこれ以上なくエキサイトしている」とコメントし、大谷にとって重要なのは金額より勝利だと訴えた。

気になる大谷、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手というMVPトリオの打順については「帽子の中に入れた1、2、3のカードを無作為に抽出して決めるというやり方もある」と笑わせた後、「相手投手が右か左か、そしてそれが重要か、というのもあるので、ベッツとフリーマンもキャンプに合流したら話し合うことになるだろう」と説明した。

■大谷のスポークスマンにヘイワード指名

この日は日米合わせて100人ほどの報道陣が詰めかけたが、同監督はこれを歓迎。「ドジャースとメジャーリーグへの注目度が高まる。より多くの人目に触れるということは、より大きな期待が寄せられるということだ。それは我々全員にとって良いことだと思う」とコメントし、「ドジャースはスポーツ界のテイラー・スウィフトとしての役割を受け入れる」と語り、エンターテインメント界最高の歌姫のように、大谷を迎え入れたスター軍団がスポーツ界最高のアイコンになると強調した。

また、今後も多くの報道陣が詰めかけることが予想されているが、大谷が毎日取材に応じることは不可能。大谷の取材対応がない場合の対処法として、同監督は「(メディアのみなさんは)ジェイソン・ヘイワードのところに行って質問してくれ。それが良いと思う」と人格者としても知られるベテラン外野手を“大谷のスポークスマン”に指名した。

実は同監督は現役時代、歴代最多762本塁打を放ったバリー・ボンズと一緒にジャイアンツでプレーしており、当時はボンズ目当てに報道陣が殺到。ただ、ボンズが取材対応できない時もあり、その際にロッカールームでボンズのスポークスマンとして振る舞ったのが、ロバーツ監督だった。経験者らしいアドバイスとなったが、思わぬ形で名前を出されたヘイワードは忙しくなりそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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