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ボクシング元世界2階級王者の京口紘人が10日、自身のYouTubeチャンネルを更新。5月6日に東京ドームでジェイソン・モロニ-と対戦する武居由樹の勝敗予想と今後について言及した。
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■「勝ったら那須川天心と世界戦の機運が高まる」
スーパーバンタム級で8戦8勝(8KO)の武居由樹が、井上尚弥と対戦経験のあるWBO世界王者のモロニ-とタイトルを掛けて激突する。武居はバンタム級での試合は今回が初となる。
ネットではモロニ-優位の声が多いが、京口は「スーパーバンタムで闘っていたときのパフォーマンスが出せるんだったら」との条件付きで、「勝敗は五分五分」とし、「期待を込めて中盤、ボディでKO」と試合結果を予想した。
モロニ-は2020年に井上に敗れたものの、その後は負けなしの6連勝中。しかし、京口は「パンチ力は、武居由樹の方が確実にある」とし、「井上尚弥のようなパンチがあると警戒させられれば、勝つんじゃないかな」と武居優位と見解を語った。
さらに、「(武居が)勝てば、那須川天心と、というような機運が高まる」と試合後の展開も予想。「(王座を)獲るとするじゃないですか。帝拳サイドがめちゃ(武居vs.那須川を)プッシュすると思う」とし、「那須川天心とボクシングの舞台で世界戦をやる、というストーリーが描かれているのでは。ここは、何がなんでも武居由樹くんには世界のベルトを巻いてもらいたい」と元キックボクサー同士の世界戦実現に期待を寄せた。
また、京口は両雄のほか、井上の弟・拓真やWBC世界王者の中谷潤人らの名前を挙げ「バンタム級はめちゃくちゃタレント揃い」だとし、「井上尚弥がいたときよりも、熱いかもしれん。えげつない階級」と、群雄割拠のバンタム級の今後に注目を仰いだ。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)