パドレスは13日（日本時間14日）、ホワイトソックスの先発右腕ディラン・シース投手をトレードで獲得したと発表。
交換相手は、ドリュー・ソープ投手ら3人の若手有望株を含む、1対4のトレードとなる見込み。同地区ライバルのドジャースを打倒すべく、先発ローテーションの補強に踏み切ったようだ。
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■22年には14勝を挙げた本格派
パドレスが獲得した28歳の右腕シースは、2019年にメジャーデビュー。平均95.6マイル（約153.8キロ）でスピン量が多いキレのあるフォーシームを軸に、決め球のスライダー、ナックルカーブを駆使して打者を抑える本格派だ。22年には自己最高の14勝を挙げるなど、直近3年間で毎年200奪三振を記録している。
パドレスは、開幕投手のダルビッシュ有に加え、2番手のジョー・マスグローブ、マイケル・キング、ナックルボールの使い手マット・ウォルドロンなど魅力的な先発陣が揃っている。ここにシースが加わることで、リーグでも有数のローテーションが完成。ドジャースやダイヤモンドバックスらとしのぎを削る、ハイレベルなナ・リーグ西地区制覇を目指していく。
この日チームは、ドジャースより一足先に韓国へ向けて出発した。2試合のオープン戦を経て、20日の開幕戦に臨む。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
