米データ会社『Codify』が14日（日本時間15日）、公式SNSでドジャースの山本由伸投手に関するデータを投稿。驚きの数字が明らかになった。
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■「3割前後に収束する」指標に異変
山本はここまでオープン戦3試合に先発し、0勝1敗、防御率8.38と今ひとつ。あくまで調整期間に過ぎないが、結果が出ない右腕を懸念する声も出始めている。
一方で、かなりの不運に見舞われている事実も明らかになった。『Codify』によると、オープン戦の山本は「BABIP（Batting Average on Balls in Play）」が.517を記録。BABIPとは、長期スパンで見ると“どんな選手でも3割前後に収束する”と言われる「インプレー打率」を示すものだ。
この指標はとりわけ投手にあてはまりやすく、メジャーリーグ全体の直近10年間を見ても、毎年.290から.300に収まっており、極端に逸脱した選手は揺り戻しがくるケースがほとんど。サンプル数が少ないとはいえ、山本の数字は明らかに不運が重なっており、投球内容を見ても悲観するようなものではないと言えるだろう。
ドジャースはこの日、開幕戦が行われる韓国に到着。第2戦に登板予定の山本も、笑顔で空港を後にした。慣れない異国でのメジャーデビューとなるが、周囲の雑音を吹き飛ばす快投に期待したい。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
