【MLB】カブス今永昇太、6Kも開幕へ不安残す 鈴木誠也は「完璧な状態」と指揮官称賛 オープン戦全日程終了 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】カブス今永昇太、6Kも開幕へ不安残す 鈴木誠也は「完璧な状態」と指揮官称賛 オープン戦全日程終了

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【MLB】カブス今永昇太、6Kも開幕へ不安残す 鈴木誠也は「完璧な状態」と指揮官称賛 オープン戦全日程終了
【MLB】カブス今永昇太、6Kも開幕へ不安残す 鈴木誠也は「完璧な状態」と指揮官称賛 オープン戦全日程終了 全 1 枚 拡大写真

カブスの今永昇太投手が26日(日本時間27日)、アリゾナ州メサで行われたカージナルスとのオープン戦に先発登板。3回0/3を投げて8安打4失点と開幕へ向けて不安が残る結果となった。これでオープン戦は全日程を終了。ドジャースとパドレスは韓国で一足早く開幕を迎えたが、28日(同29日)からは全球団が2024年のレギュラーシーズンをスタートさせる。各チームはキャンプ地を後にし、開催地へ移動した。米複数メディアが伝えている。

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■「スライダーで三振が取れて良かった」

シーズン前最後の調整登板に臨んだ今永だったが、不安を残す結果となった。初回に適時打を浴びて先制点を許すと、2回には2本の長短打と自身の失策が重なり2点を献上した。続く3回は連続三振で2死としたものの、四球を与えた後に適時二塁打を打たれて失点。4回のマウンドにも上がったが、2本の安打を打たれたところで降板した。

この日の今永は3回0/3を73球、8安打4失点。6個の三振を奪ったものの、甘いボールが多く、打者に簡単に捉えられる形で失点を重ねた。

それでも「今日は思うような結果ではなかったが、スライダーは効果的だったし、左打者から三振を取ることができたので、そういう意味ではうまくいった」と手応えを口にした。

本拠地開幕戦となる4月1日(同2日)のロッキーズ戦でメジャーデビューすることが決まっている今永。オープン戦は4試合に登板して2勝2敗、防御率5.68。三振こそ奪うものの、あっさりと1発を浴びるケースも散見されるなど評価が分かれる春だった。

■地元紙は「鈴木の球宴出場」を確信

対照的に評価が急上昇しているのが、メジャー3年目を迎える鈴木誠也外野手。オープン戦15試合で打率.459、6本塁打、12打点、OPS1.593と最高の状態でキャンプを打ち上げた。クレイグ・カウンセル監督も「彼は素晴らしい春を過ごしている。打席では完璧な状態で、それについては疑問の余地はない」と称賛。その上で「ただ、この活躍は特に驚いていない。彼は本当に良い打者で、昨シーズン最後の2カ月間で彼は1つ上の次元に達し、打席で余裕を持っている」と話した。

鈴木は昨季、不調からスタメンを外れる時期もあったが、尻上がりに調子を上げていき、終盤2カ月のWRC+(打席あたりの得点創出の多さを表す指標)はメジャー全体で3位となり、この期間に彼より上位にランクされた打者はムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)とマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)の2人だけだった。

また、9月には月間打率.370、7本塁打、26打点、OPS1.119を記録。月間MVP候補にも名前が挙るなど昨季終盤に覚醒。指揮官はその勢いが本物であり、今季も持続していると主張した。

今季は「2番右翼」で固定されそうな鈴木。オープン戦での活躍を目の当たりにした球団地元紙『シカゴ・トリビューン』は、「セイヤ・スズキはオールスターシーズンに向けて準備万端」と記し、球宴出場にも期待を寄せた。

カブスの開幕シリーズは、昨季ワールドシリーズを制したレンジャーズが相手。鈴木が世界一チームに対して、どのようなプレーを見せるのか注目だ。

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(SPREAD編集部)

《SPREAD》

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