ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地でのカージナルス戦に「2番DH」で先発出場。韓国での開幕戦以来となる、2試合ぶりのマルチ安打を記録した。
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■三塁コーチと呼吸合わない場面も
20日から韓国で行われた開幕シリーズ2試合では、11打席に立ち10打数3安打2打点1盗塁と結果を残した大谷。アメリカ帰国後のエキシビジョンでは当たりが止まっていたが、本拠地開幕戦で初回から結果を残してみせた。
大谷は無死一塁で迎えた第1打席、相手先発マイルズ・マイコラス投手の4球目外角チェンジアップをバットの先で巧みに拾うと、打球は右翼線の二塁打に。走者のムーキー・ベッツ内野手が三塁を回りかけたところで、ディノ・イーベル三塁コーチがストップをかけるも、すでに二塁を超えていた大谷がオーバーランしアウトとなった。
第2打席は四球で出塁。ドジャース4点リードの5回裏の第3打席には、再びマイコラスと対戦。4球目のスライダーを捉えると、速度113マイル（約181.8キロ）の低く鋭い打球があっという間に右翼前へ到達した。地元メディア『ドジャース・ネーション』の公式Xは「大谷翔平のシングルとドジャースでの新しいセレブレーション！皆さん、これがスーパースターです」と投稿し、新たなスターを歓迎した。
大谷は4打席に立ち、3打数2安打1四球の活躍。試合は、ドジャース打線がベッツとフレディ・フリーマン内野手の本塁打などで序盤から効率よく得点。先発のタイラー・グラスノー投手も6回2安打1失点と好投、7－1で本拠地開幕戦に勝利している。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
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