今季から名門ドジャースの一員に加わった大谷翔平投手。前人未到の“二刀流”でメジャーを席巻しているスターには、実績あるベテランからも大きな関心が寄せられている。
同僚のエンリケ・ヘルナンデス外野手が3日（日本時間4日）、米ラジオ番組に出演し語っている。
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■何でもこなす、便利屋キケも興味深い存在
「キケ」の愛称を持つヘルナンデスは、バッテリー以外の内外野全ポジションを守れる有数の便利屋として知られる。
ヘルナンデスは、ロサンゼルスの地元ラジオ局『AM 570 LA Sports』の番組に出演し、大谷について「彼が初めて日本から来たとき以来、（フリーウェイシリーズでエンゼルスと対戦する）僕たちはずっと彼の投球を見てきたけれど、毎日フィールドを共にする機会がなければ、本当の偉大さはわからないよね。その片鱗しか見られない。今季は投球しないとはいえ、彼がどのように自分の仕事に向き合うのか見られるから楽しみだよ」と明かした。
「彼の準備の仕方は、本当にいつも興味深い。片方（投手か打者）さえ難しいが、両方をやるのは自分には不可能に思える。彼が両方でエリートレベルなのはクレイジーだ。だから、あの男がどんな取り組みをするのか本当に楽しみにしているよ」と、何でも屋のキケにとっても特別な存在であると話している。
ここまで開幕8戦でノーアーチと打撃が湿りがちの大谷だが、いつもと変わらぬ入念な準備をこなして打席に立つのは疑うまでもない。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
