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米スポーツ専門メディア『ブリーチャー・レポート』は10日(日本時間11日)、違法賭博問題でドジャースを解雇された水原一平氏について報道。大谷翔平投手は水原氏の問題には関与していないと報じた。
◆エ軍時代の指揮官が大谷翔平に“公開質問状” 「水原一平のギャンブル癖を知っていたのか」「ショウヘイ自身が……」
■ドジャースを電撃解雇
水原氏は違法賭博に関与した疑いで3月20日(同3月21日)にドジャースを電撃解雇。その際に、大谷の口座から違法なブックメーカーに少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が振り込まれたとして、その後の推移が注目されている。
同メディアは『TZNスポーツ』の報道を引用する形で水原氏の現状を伝え、「連邦当局は、ドジャースのスーパースター、ショウヘイ・オオタニの銀行口座から450万ドルを盗んだ疑いで告発されたイッペイ・ミズハラの捜査に関して、(大谷が)詐欺の被害者であると結論付けた」と報じた。
また、『ニューヨーク・タイムズ』のティム・アランゴ記者などが伝えた情報によると、水原氏は現在、窃盗容疑に関連した犯罪で有罪を認める交渉を行っているとのこと。
大谷は水原氏が解雇された後の3月25日(同3月26日)に声明文を発表し、違法なブックメーカーへの送金依頼を否定。また、水原氏が大谷に対して「嘘をついていた」と発言していた。2024年シーズンの開幕直後に起こった前代未聞のスキャンダルの行方は。
◆大谷翔平の口座管理はCAA以外の事務所か 代理人は否定も「財務状況を把握していただろう」