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第84回皐月賞(GI、芝2000m)が行われる中山競馬場の馬場情報が14日、JRAより発表された。中山は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「9.6/標準」、芝の含水率はゴール前12.4%、4コーナー14.1%と計測された。
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■土曜中山芝は「前残り」多発
土曜に行われた皐月賞と同コースの9R・山藤賞(ヤマニンアドホック)の勝ち時計は2分01秒1。少頭数でペースが落ち着いたこともあるが、前半3F37秒3-後半3F34秒7の上がり勝負。逃げた馬が押し切り、2番手の馬が2着と典型的な“行った行った”の決着だった。
また土曜中山芝は4鞍施行され、4角2番手以内の馬が全て勝利し、その内3鞍で4角先頭の馬が連対と完全な前残りの馬場。内を避けることもなく、直線一気が届く印象はない。
昨年の皐月賞(ソールオリエンス)は重馬場で勝ち時計2分00秒6と時計を要し、前半3F35秒1-後半3F37秒2のタフな競馬となったため、勝ち馬は4角17番手から追い込みを決めたが、今年の馬場傾向から真逆の結果となる可能性は十分。
ホープフルSで追い込みを決めたレガレイラには試練の馬場となりそうで、トラックバイアスを味方にできるのは前走ハナを切ったメイショウタバル、シリウスコルト、アレグロブリランテ、ホウオウプロサンゲの4頭か。競り合う危険性はあるものの、4頭とも控える競馬で勝った経験があるので、極端なハイペースにはならない見込みで前残りには要注意だろう。
当日/4月14日(日曜)
含水率┗ゴール前=芝12.4%|ダ5.7%┗4コーナー=芝14.1%|ダ5.9%芝のクッション値=9.6[標準]
前日/4月13日(土曜)
含水率┗ゴール前=芝12.6%|ダ6.6%┗4コーナー=芝14.0%|ダ6.5%芝のクッション値=9.3[標準]
前年/4月16日(皐月賞)
含水率┗ゴール前=芝14.9%|ダ13.6%┗4コーナー=芝14.4%|ダ14.1%芝のクッション値=8.0[標準-やや軟らかめ]
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(SPREAD編集部)