【MLB】山本由伸、初のQS達成も2勝目はお預け スプリット、カーブは評価も「45%→24%」に減少のストレートがカギか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】山本由伸、初のQS達成も2勝目はお預け スプリット、カーブは評価も「45%→24%」に減少のストレートがカギか

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【MLB】山本由伸、初のQS達成も2勝目はお預け スプリット、カーブは評価も「45%→24%」に減少のストレートがカギか
【MLB】山本由伸、初のQS達成も2勝目はお預け スプリット、カーブは評価も「45%→24%」に減少のストレートがカギか 全 1 枚 拡大写真

ドジャース山本由伸投手がメッツ戦に先発登板し、6回7安打4失点(自責3)、1四球9奪三振という内容でマウンドを降りた。勝敗は付かなかった。メジャーで最長の6回を投げ切り、初のクオリティースタート(QS=6回以上、3自責点以下)を達成するなど粘投したが、この日は中継ぎ陣が崩れてチームは4-9で敗れた。

◆【実際の映像】メジャー初のQS達成の山本由伸、尻上がりに調子を上げた5回のピッチング

■最多9奪三振「感覚は良くなっている」

山本は初回を3者凡退(2奪三振)で切り抜け、上々の立ち上がり。しかし、2回は1死からD.J.スチュワート外野手に初球のストレートを捉えられ、2戦連続となる被弾。この回は、味方のエラーも重なり、さらに1失点を喫した。

3回も先頭打者に四球を与えるなど調子は上向かず、後続に適時打や犠飛を許して、さらに2点を奪われた。

その後は走者を出しながらも粘りの投球を見せ、4、5、6回を何とかゼロに抑えた。この日は結局、6回99球を投げて7安打4失点(自責3)、1四球9奪三振で降板。これまでで最長の6イニングを投げ、奪三振も最多の9を数えたが、2勝目はお預けとなった。

山本は試合後、自身の投球を振り返り「感覚が良くなってきていところもあるし、徐々に自分の投球が出来ている場面もある。少しずつ良くはなってきていると思うので、1試合1試合集中して投げて行きたい」とコメント。さらに、記者からこの日の投球がポジティブなものだったか問われると「試合に負けてしまったので、良くなかったのは間違いない。ただ、良いところも徐々に出てきている。試合に勝てるようにやっていきたい」と言葉少なに語った。

■ストレートの割合が前回より低下

専門メディア『TRUE BLUE LA』によると、前回の登板では全投球中45.1パーセントがフォーシームだったが、この日は24パーセント(99球中24球)に低下したという。ただ、その数少ないストレートも痛打されるシーンが目立ち、本人も「序盤はストレートを打たれる場面があった。良いボールも悪いボールもあった」と話した。2回に2失点した被弾と適時打はいずれもストレートを打たれたもので、メッツ打線がストレートに的を絞っていた可能性もある。

同メディアが「プラスの面としては、相変わらずヤマモトのスプリッターとカーブは、えげつなかったことだ」と記したように、2勝目へ向けてはもう1つの武器であるストレートの威力、制球を高めることがカギとなりそうだ。

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