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カブスの今永昇太投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたマーリンズ戦に先発登板。6回を投げ5安打5奪三振3失点(自責点2)の好投を見せ、今季3勝目を挙げた。
◆「現在のサイ・ヤング賞最有力候補だ」 防御率0.84&3勝目、今永昇太の米メディア評価が上昇一途
■自責点つくも粘りの投球
メジャーデビューから防御率「0.00」を継続し、圧巻のスタートを切っていた今永。4戦目のマウンドは粘りの投球となる。
4回にエラーが絡み1失点すると、1死走者二塁からジャズ・チザム外野手にタイムリーを浴び、自責点ゼロが途切れる。さらに、6回にもジョシュ・ベル外野手に一発を浴び、6回3失点で降板し、防御率は0.84に。それでも、1-3のビハインドから味方打線が強力援護で逆転。今永は無傷の3勝目を挙げた。
今永は4試合で21回1/3を投げ、3勝0敗で防御率はナ・リーグ首位の0.84、与四球2、24奪三振で、1イニングに何人の走者を出したかを示すWHIPも0.75で首位。
『MLB Deadline News』のX(旧ツイッター)は「これ以上いいMLBでのスタートはあり得ない」と称し、カブスの公式も「イマナガは18回連続で得点を許さなかった。これは1901年以来、カブスの先発でキャリア3番目の長い記録」と歴史的なスタートに言及している。
防御率0.00は途切れたものの、メジャーで最高の滑り出しを見せている今永。30歳で海を渡った左腕の快進撃は止まらない。
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