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メジャーリーグは2024年シーズンが幕を開け、各チームが3、4月の試合を消化している。そんななか、MLB公式が新戦力10選を紹介し、日本人選手も名を連ねている。
◆大谷翔平、首位打者争う高打率に安打、二塁打も単独トップ 松井秀喜氏と並ぶ日本人最多本塁打更新まであと「1」
■首位打者争いを展開
MLB公式のトーマス・ハリガン記者は「オフシーズンから10人の追加選手がすでに大きな成果を上げる」と題した記事を掲載。今季の新戦力のなかで活躍している選手に言及している。
2番目に挙げられたのがドジャースの大谷翔平投手。ここまで23試合に出場し、打率はリーグ2位の.359で、4本塁打、11打点、5盗塁と安定した成績を記録。記事内では「オオタニはドジャースが世界のスポーツ史上で最も高額な契約を結んだ際、彼らが期待していた通りの結果をもたらしている」と言及し、ドジャース打線の中心を担うスーパースターの活躍を称えている。
また、5番目に名を連ねたのがこの日無傷の3勝目を挙げたカブスの今永昇太投手。デビューから3試合で自責点ゼロ、計4試合の登板で3勝0敗、防御率はナ・リーグ首位の0.84に君臨する左腕に対し、「イマナガは日本からメジャーへ素早く適応」「シカゴのローテーションに大きな活力をもたらした」と称賛の言葉が並んでいる。
ノミネートはされなかったものの、パドレスの松井裕樹投手も12試合の登板で2勝0敗、防御率1.64と好調を維持する。各球団で日本選手の活躍が光っている。
◆松井秀喜超えHRよりも… 大谷翔平、9分30秒の取材で鮮明になった7億ドルの“宿命”