ドジャースの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地でのメッツ戦に「2番DH」で先発出場。3回の第2打席で今季5号2ランを放った。大谷はこの試合3打数2安打1四球2打点。打率は.368で両リーグトップに躍り出た。
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■「デーブ・ロバーツ氏にわずか2本塁打差」
大谷の歴史的一発に、MLB公式サイトのサラ・ウェクスラー記者は「彼はMLBにおける日本の長打力の新たな基準を打ち立てた」と紹介。「スーパースターのパワーショー」「爆発はまったく疑いの余地のないものだ」と絶賛した。
大谷は3回、1死一塁で迎えた第2打席。相手先発エイドリアン・ハウザー投手のスライダーを捉えると、打球は角度30度で舞い上がり、速度110.0マイル（約177.0キロ）、423フィート（約128.9メートル）で右翼スタンドへ飛び込んだ。
大谷はこれでメジャー通算176本目、松井氏の持つ日本人最多記録を塗り替えた。
ウェクスラー記者は8試合ぶりの一発ではあるものの、その間にも十分な打撃成績を残していたとし「彼は35安打11二塁打でメジャートップの成績。.368/.431/.663のスラッシュラインは、彼のキャリアの中で最高の攻撃シーズンに向けて、ペースを上げることになるだろう」と、今後の活躍にも期待を寄せている。
さらに、「オオタニは今季5号で、ヒデオ・ノモ投手の4本塁打を抜いて、ドジャースの日本選手で2番目の本塁打数となった」と取り上げ、「彼は監督のデーブ・ロバーツ氏にわずか2本塁打差に迫っている」とした。沖縄県出身のロバーツ監督が持つ、ドジャース日本選手最多記録の7本塁打まであと2本。この日の勢いのまま“指揮官超え”なるか、注目だ。
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