
米スポーツメディア『ブリーチャー・レポート』は25日(日本時間26日)、「ファンが興奮している1つの理由」と題して、記事を公開した。メジャー30球団それぞれのファンが、どんな事にもっとも熱狂しているのか考察した。
◆大谷翔平、ついに“因縁の地”トロントへ 敵将「ファンがどんな反応をするか興味深いね」 昨オフの移籍交渉で怪情報飛び交う
■外野陣には「積極的な対策が必要」
同メディアは開幕から約1カ月が経過した現在、ファンに興奮をもたらしている要素を球団ごとに1つピックアップした。
大谷翔平投手、山本由伸投手らが所属し、スター選手たちが集うドジャースについては「ムーキー・ベッツ内野手とショウヘイ・オオタニ投手のデュオは魔法だ」と記し、以下のように続けた。
「ドジャースにはいくつか問題がある。例えば、本塁打が少ないフレディ・フリーマン内野手のように現時点では停滞はしているものの、いずれ解決に向かうものがあれば、外野陣のように積極的な対策が求められるものもある」と記し、まずは懸念点を指摘。
その上で「しかし、それはひとまず脇に置くとして、現在ベッツとオオタニのショーが(ロスの)街で一番熱いチケットだ。彼らはここまで全試合で1番と2番を打ち、1.111のOPS、12本のホームラン、10個の盗塁を記録している。素晴らしい、本当に素晴らしい」とし、ベッツ・大谷という1、2番コンビがファンにとって見逃せないものになっていると説明した。
■今永との契約で「カブスは良くなった」
鈴木誠也外野手、今永昇太投手がプレーするカブスについては「オフシーズンに行った最高の補強策2つがファンを魅了している」と紹介した。
「チームはオオタニ獲得に失敗した後、遅れを取り戻さなければならないという厳しい課題に直面したが、最終的に彼らがやったことは机上ではうまくいったように見える。特に(FA市場に出ていた)コディ・ベリンジャー外野手の復帰は、長期的には大きな違いを生むと考えられる」と主張。
ただ、「現在ではドジャースからトレードで獲得したマイケル・ブッシュ内野手が活躍し、ショウタ・イマナガとの契約でチームはさらに良くなった。前者はこれまでに6本塁打を記録しており、後者は4試合に先発登板し、21回1/3を投げて自責点はわずか2」と説明し、ファンから支持されているルーキー左腕を称えた。
そのほかファンを興奮させる理由として、大谷の古巣エンゼルスに関しては「10号一番乗りを果たしたマイク・トラウト外野手の復活ぶり」を挙げた。名門ヤンキースの場合は「フアン・ソト外野手がすべて」と表現し、トレードで獲得した若き天才打者について「前評判より良い」と記した。
球団それぞれの見所。ドジャースの場合、大谷とベッツの打撃がウリになっていることは間違いないようだ。
◆「大谷翔平はベールを脱ぐべきだ」敏腕記者が“秘密主義”に提言 メリット説く「騙されることはなかったかも」
◆【6号/動画アリ】「みんなの笑顔が眩しい……」大谷翔平、“ニッコニコ”の特大6号にファン熱狂 監督や同僚らにも連鎖か「すべての人を笑顔にする」
◆【動画アリ】「夢を叶えてくれてありがとう!」今永昇太の“神ファンサ”が止まらない 上裸ファンにTシャツを贈り記念撮影も……