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ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ロジャーズセンターでのブルージェイズ戦に「2番DH」で先発出場。初回の第1打席に右翼への7号を放つ活躍で、12-2の勝利に貢献した。
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■球場は異様な雰囲気に
大谷は大勝劇を収めたこの試合の第1打席、クリス・バシット投手の3球目のスライダーを強振すると、打球は速度96.1マイル(約154.7キロ)、360フィート(約109.7メートル)で飛び込む一打となった。
そしてこの試合で注目されたのが大谷に対してのブーイング。エンゼルスをフリーエージェントになった2023年オフの移籍市場で、ドジャースとともにブルージェイズも候補に挙がっていたとされたが大谷はドジャースに加入。“敵チーム”にわたった大谷に対して球場は異様な空気に包まれた。
試合後の大谷は、「ブーイングされるかされないかというのは結果的な話」と前置きしたうえで、「これだけ多くの人に入ってもらって、自分のチームを好きだからこそ相手の選手をブーイングしたりすると思う」と持論を展開。
「そういう熱量はドジャースでもブルージェイズでも『野球が好きなんだな』とリスペクトに感じる」と自身の考えを述べた。
影響力のある大谷だからこそ巻き起こったブーイング。大谷がそんな観客への理解を示した形だ。
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