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卓球の「サウジスマッシュ2024」は10日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング5位の早田ひなは同4位の陳夢と対戦。0-4で敗れ、ベスト4で敗退した。
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■パリ五輪へ試金石となった今大会
早田は準々決勝で、世界2位の王曼昱(中国)に勝利していたマニカ・バトラー(インド)を下し同大会初の準決勝へ。
迎えたファイナルをかけた戦いは攻守ともに安定感を見せる陳夢の前に第1、2ゲームを奪われると、第3ゲーム序盤は勝ち越したものの、逆転されるなど相手のペースを止めることができずにストレートで敗戦となった。
早田は決勝進出は逃したものの、WTT最高峰に位置づけられるサウジスマッシュでベスト4進出を果たした。
また、男子で今大会躍進を見せたのが戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工業大学)のペア。両者は夏のパリ五輪団体戦でダブルス結成が想定されるなか、2回戦ではイム・ジョンフン、イ・サンスの韓国ペア、準決勝ではフランスのアレクシス、フェリックスのルブラン兄弟をストレートで下し決勝へ勝ち進んだ。
決勝では王楚欽、馬龍の中国ペアのパワーに圧倒される時間もありながら奮闘。要所では篠塚のレシーブ、戸上のドライブが決まる場面も見られた。0-3のストレート負けで準優勝となったものの、夏のパリ五輪に向けて貴重な経験を積むことになった。
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篠塚大登、戸上隼輔(C)WTT
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