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ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、腰の張りで敵地でのパドレス戦を欠場した。
デーブ・ロバーツ監督は試合後インタビューで大谷の次戦について言及、明日13日(同14日)のジャイアンツ戦でのスタメン復帰を示唆した。
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■「エンゼルスができなかったことをした」
ロバーツ監督の試合後インタビューによると、この日の大谷の欠場は大事をとってのもので、もともと13連戦中に休養日を与える予定だったと言う。
指揮官は「彼(大谷)は自分の身体のことをよく分かっている」と信頼を寄せている様子で、明日のジャイアンツ戦には「出ると思う」と返答した。
今回の大谷欠場について、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』の電子版は「デーブ・ロバーツは彼(大谷の出場意思)を許さなかった」と報道。「ドジャースは昨季エンゼルスができなかったことをして、オオタニを守った」とした。
同記事では、勝利に大谷の比重が大きかったエンゼルス時代は「(大谷が)指のけいれんで降板した後、彼に休養を進めたり、MRI検査を受けるように説得することさえできなかった。 その結果? 右肘の内側側副靭帯損傷と二度目のトミー・ジョン手術だ」と、大谷に決定権などのパワーバランスが偏っていたことを指摘。
一方で、移籍後のドジャースは「才能ある名簿が揃っている。彼らには実績がある。現実的なチャンピオンシップへの野心を抱いている」とし、今回の大谷の欠場についても「オオタニの手から決断を奪ったことは、ロバーツにとって小さいながらも重要な行動だった」と称賛した。
活躍を続ける大谷については「彼は依然として最高のプレイヤーだ」と評価しつつも、「オオタニはドジャースが彼を必要としているのと同じくらい、ドジャースを必要としている」とエンゼルス時代との違いを指摘。
ドジャースは「他のほとんどのチームでは実現できない、彼が心から望んでいる正当な勝利のチャンスを彼に提供している」とし、「ドジャースはオオタニとの関係がエンゼルスのように横並びになることは許されない。この日の欠場は、そうはならないであろう兆候だ」と見通した。
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