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ドジャースの大谷翔平投手は10年契約で迎え入れられた今シーズン、開幕から安定した打撃でチームを支えている。
今季ここまで50試合に出場し打率.354、13本塁打、34打点の成績。OPSや安打、盗塁数なども高い数値を記録するなど、打者専念となるシーズンで輝きを放っている。
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■安定した打撃と走塁
そんな大谷のスタッツに言及したのがMLB公式のサラ・ラングス記者。
「ショウヘイ・オオタニ、今季50試合出場。打率.354、13本塁打、13盗塁」と紹介しつつ、シーズン最初の50試合で「打率.350、10本塁打、10盗塁」を決めた選手を紹介している。
そのリストにはチームメイトのムーキー・ベッツ内野手が2018年(当時レッドソックス)に打率.352、18本塁打、13盗塁で名を連ね、2005年にはブライアン・ロバーツ氏(元オリオールズなど)が打率.368、11本塁打、13盗塁を記録している。
また、1997年にはラリー・ウォーカー氏(元ロッキーズなど)が打率.415、15本塁打、11盗塁、1958年にはウィリー・メイズ氏(元ジャイアンツなど)が打率.424、14本塁打、10盗塁で入っており、それぞれ殿堂入りを果たしたレジェンドに大谷の記録は肩を並べる。
1900年以降のMLBの歴史において、史上5人目の記録を成し遂げた大谷。確実性とパワーを兼ね備えた打撃に、スピードを併せ持つ29歳がドジャース1年目でどのような成績を残すのか。
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