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ドジャースの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、ニューヨークで現地メディアらの取材に応じた。敵地でのメッツ戦は雨天により中止、明日はダブルヘッダーが予定されている。
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■「しっかりとした技術さえあれば」
大谷は、通訳を務めていた水原一平被告の一連の事件について影響を問われると、「睡眠が足りなかったのが一番問題ではありましたけど……メンタルがプレーに影響するとは思っていないですし、しっかりとした技術さえあれば、どんなメンタルでも打てると思っているので。グラウンドとやるべきこととは全く切り離してやりたいなとは思っています」と語った。
かねてよりイチロー氏が口にする、プレッシャーへの対処法「気持ちを上回る技術で結果を出す」に通じるものがある。大舞台でも劣勢でも立ち向かえる、超一流ならではのアプローチと言ったところか。
精神的に大きな負担を強いられた状況下でも、今季の大谷はナ・リーグトップの打率.336、13本塁打、35打点、OPS1.024と圧倒的なパフォーマンスを続けている。
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